朝食と朝風呂も楽しみ切って、とうとう、四万やまぐち館を後にする時刻となった。
1泊の短い滞在ではあったが、景色、食事、お風呂と満喫し、大変濃い時間を過ごした。
売店でお土産を購入し、チェックアウトを済ませる。
車は玄関の前の駐車スペースにあらかじめ回してくれてあった。
自分の車を見つけられずにご迷惑おかけするハプニングはあったが、こうして四万やまぐち館を出発した。
今日は帰る日だが、その前に寄っておきたいところがある。
奥四万湖だ。
奥四万湖は、四万温泉街から四万川沿いをさらに上流にのぼったところにある四万川ダムで作られた湖である。
この日の奥四万湖は前日の雨の影響だろうか、エメラルドグリーンだった。
しかし、本来であれば、綺麗な青色の湖が見られるのだ。四万ブルーと呼ばれているらしい。
綺麗な青色になるのは、透明度の高さが要因と言われているが、諸説あり、詳しくはわかっていないらしい。それもまたロマンだ。
エメラルドグリーンでも十分綺麗なので感動した。
さらには天気が良く晴れ渡っており、空気も美味しい。
ダムの上はかなり高いので足がゾクゾクした。
高所恐怖症というほどではないが、高い場所から下を覗くとゾワっとくる。
スマホなどを下に落としてしまう想像をしてさらにヒヤッとしてしまう。
記念写真もバッチリ撮った。
ただ、はなちょが2人で遠目から写りたいと言うのに、他の観光客にカメラをお願いするのが恥ずかしくてできなかった。
全く不甲斐ないものだと、我ながら思う。
せっかくの旅の記念なのに、はなちょに残念な思いをさせてしまった。
大変悔やまれることである。
次は必ず勇気を出して、お願いしたいと思う。
そもそも、他人に写真をお願いされるのは、そこまで悪い気はしないものだ。
私も撮影をお願いされたことは何度かあるが、相手が必ず笑ってくれるのが気持ちいい。
そういう社交的なコミュニケーションにもっと慣れたいと思う今日この頃である。
奥四万湖を見た後は真っ直ぐ新潟に帰った。
四万温泉という始めての温泉を旅先に選び、不安もあったが、結果的には楽しい旅行となった。
榛名神社に参拝できたことや御朱印を記帳してもらえたことも、いい思い出になった。
知らない土地を歩き、見たことの無いものを見るということは、新鮮な刺激となる。
日常を過ごしていくうえでの活力を補給することができた。
またどこかへ、夫婦旅したいと思う。
完結
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