こんにちは、塩ラーメンです。
最近、10数年ぶりにファイナルファンタジーⅨをやっています。
すっっっっっげぇ、面白いです!
子供の頃は、Ⅶのクラウド、Ⅷのスコールに比べて、ジタンは軽くてチャラチャラしている感じで魅力を感じなかった覚えがありますが、今になって理解できるジタンのかっこよさにのめり込んでいます。
何があっても俺に任せろと言える漢気。
仲間が悩んでいれば話を聞いてやれる器の大きさ。
自分を嫌っている相手をそれだけで評価せず受け入れる度量。
仲間が弱い立場の人のために怒れる情熱。
…言動の隅々に「主人公適正」があふれています。
そんなジタンは、事あるごとに名言を連発しちゃうわけですが、中でも、マダイン・サリという廃墟で、仲間のビビに持論を述べるシーンがあって、これがまた良いこと言うんですね。
ちなみに私塩ラーメンは、学生の頃一度このFF9を全クリしているのですが、ストーリーのほとんどを忘れてしまっています。
そして、現在このマダイン・サリのシーンあたりまで進んでいる状態なので、それ以降どうなるかは全くわからない状態です。
ビビというキャラクターは、小さい体に大きなとんがり帽子をかぶった黒魔導士の男の子です。
魔法はなかなか強いし全体攻撃できるので、戦闘では重宝するのですが、気が小さく頼りないキャラです。
そんなビビには出自に秘密があります。
本人も当初は知らなかったのですが、ビビは、敵に作られた戦闘兵器だったのです。
戦闘兵器として作られた黒魔道士の人形が何故か自我を持ち、お爺さんに拾われて育ち、ある事から主人公たちと知り合い行動を共にする中で、自らの出自について知ってしまう…
そしてビビは、他にも自我を持った黒魔道士たちに、作られた人形である自分たちは、そう長くは生きられず、そのうち動けなくなってしまうという話を聞き、「生きること」と「死ぬこと」について深く考えるようになります。
マダイン・サリでも塞ぎ込み気味のビビは、ずっとそのことについて思い悩んでいるのです。
ジタンは、ビビが深く悩んでいるのを察し、声をかけます。
「あまり深く考えすぎると良くないぜ」と。
しかしビビは、うなだれるばかり。
そこでジタンは言うのです。
「生きていれば数千数万の数限りない悩みに出会う。でも、俺たちにできることは、行動を「する」か「しない」かを選ぶことだけだ」
ジタンは続けて、たった2つのことしかできないんだから、悩みが消えないのは仕方ないよな、とビビを慰めます。
私が感動したのは、数限りない悩みに対してできるのは「行動する」か「何もしない」かを選ぶことだけ、という部分です。
たしかにそうだよなぁ〜!と思うのです。
考えれば色んな事が絡み合って複雑になった悩みがいくつも浮かんでくるけど、やれることはたった2つのシンプルなことだけ。
ジタンは、悩んで当然だとビビを慰めますが、本当に伝えたかったのは「いくら悩んでも解決しない。お前にできるのは『行動する』ことだけだろ?」ということだったのだと私は感じます。
ビビがジタンにそう言われた時、私自身もジタンにそう言われたような気がしました。
今後は、この言葉を胸に、何か困ったことがあってもただ悩むのではなく、とにかく行動していこうと思います。
ファイナルファンタジーシリーズはシナリオがとても面白くて、キャラクターがどれも魅力的です。
まるで小説を読むようにプレイしています。
もし、ファイナルファンタジーⅨを未プレイの人は、ぜひ遊んでみてください!
今はiPhoneのアプリでできますので、お手軽でオススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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