どうも、塩ラーメンです。
法学入門の教科書、推薦図書、それと白門という大学が発行する冊子を読んでいると、新入生にまず勉強してもらいたいのは、法律うんぬんよりまず「文章の書き方」なんだなって思いました。
導入教育はほとんどが文章の書き方に関する内容でした。
法学部に限ってのことかわかりませんが、文章の書き方、文章構成がかなり重要なようです。
法学的な内容が理解できている人でも、レポートの文章の書き方が稚拙だと合格できません。採点する方も結構苦労しているようです。冗談でしょっていうような書き方をしてくる学生もいるみたいで。
法学部独特のマナーをまずは学べってこと?俺たちのやり方以外はダメ!みたいな専門領域にありがちな縄張り意識なんじゃないの?と、最初はちょっと思いましたが、違いました。
面白いことに(当然っちゃあ当然ですが)、より論理的な文章構成を突き詰めていくと、同じような形に収束するみたいです。
読む側としても、同じような構成の論理的な文章の方が読みやすいし内容がわかりやすいというメリットがあります。
例えば同じ著者が書いたシリーズものの本を読んでいたりすると、文章構成のクセがわかってきて、だんだん読むのが楽になっていったりします。文章につまづかなくなると、本旨を理解するのも早いです。
ということで、法学部ではまず、論理的な文章の読み書き、そして法律文章のお作法を学ぶところから始まるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、また別の記事でお会いしましょう。
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