電話で話し始めるとき、「もしもし」と言いますよね。
この「もしもし」の意味や由来について知っていますか?
「もしもし」の意味
主に電話で使う「もしもし」という言葉、挨拶というわけでもなく、よくよく考えてみるとあんまり意味ないように思えますよね。
「おはようございます」とかでいいじゃないですか。
結局もしもしの後に「もしもし〜、おはようございます」って、挨拶もするので、「もしもし」が無くても実際困らないと思います。
そこで、「もしもし」って一体なんなのか、調べてみました。
すると、由来というか発祥というかはちゃんとありました。
元々は昔、電話が電話交換手に一度繋がってから相手に繋げてもらうシステムだった頃、電話交換手が電話で話し始める時の挨拶として「申します、申します」と言っていたことから、その後、一般の人同士でも「申します、申します」が詰まった「もしもし」を使うようになったのだそうです。
ちなみに「もしもし」はこのように略語のため、ビジネスにおいては失礼にあたるので使ってはいけないそうです。
私は、まだ若い頃に上司に「もしもし」と言うなと教えられ、それ以来私用の電話でも電波が悪い時くらいしか言わなくなりました。
「もしもし」が略語で失礼にあたるからだったのか!と合点がいきました。
一声呼びは不吉
日本には古来から、一声呼びを嫌う習慣があります。
一声呼びは不吉、異質、良からぬものを呼び寄せるような響きがあるとされているのです。
試しに耳元で「もし」と「もしもし」や、「おい」と「おいおい」が聞こえるところを想像してみてください。
なんとなく、「もしもし」より「もし」、「おいおい」より「おい」の方に不穏な気配を感じませんか?
地域によっては、妖怪や幽霊が生者に声をかけるときは一声呼びするとされている伝承があったりします。
なので、皆さんも気をつけましょう。
もしも、一声で呼ばれたときは、答えてはいけません。
なぜならそれは、妖怪や幽霊の呼びかけかもしれないのですから…
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