平凡で終わる人と、出世したり成功する人には、決定的な1つの違いがあります。
むしろ、その1つのことをやれれば、平凡な集団から飛び出ることは確実に可能であるとさえ言えます。
その単純で簡単だけど重要な1つの法則について、書きます。
プラスアルファの法則
平凡な人と成功する人が、それぞれ同じ仕事を任されたとします。
期限までに、達成度を十分満たした仕事をするのは、平凡な人でも当然のことです。
成功する人は、何が違うのか?
成功する人は、平凡な人が「これで完了」とするところから、ほんの少しだけでも多くの努力をします。
具体的には、求められたものに、1つのアイデアを付け加えたものを作るとか、「10個のアイデア出しをしろ」と言われれば、11個考えてくるとか、上司への説明資料作りであれば、資料を作って終わりではなく、想定質問の準備をしておくなどです。
もちろん、平凡な人と同じ納期を守ったうえでです。
こういった、求められた地点からほんの一歩先に行くことを心がけている人は、必ず平凡な集団から飛び出すことができます。
これが「プラスアルファの法則」です。
運動や勉強でもプラスアルファを
プラスアルファの法則は、仕事での成功法則ですが、実は他のシチュエーションでも有効です。
例えば部活動において、他の部員が練習を終えたあと、他の人より少しでも多く練習する人は、必ず成長し、活躍できます。
練習だけでなく、試合においても、出場前に他の人より念入りにストレッチするとか、サポートに回るときは他の人より働くとか、そういったプラスアルファは必ずどこかで成果として現れます。
勉強でもそうです。
学校や塾から出された宿題だけをやっているのは凡人のレベル。
その先の範囲の予習をしたり、別の問題集の同じ範囲をやったりなどのプラスアルファが、頭一つ飛び抜けるための実力になります。
対人関係でもプラスアルファを
対人関係でもプラスアルファの法則はもちろん有効です。
簡単にできるのにほとんどの人がしていないのが、「挨拶プラスアルファ」です。
「おはようございます」や「お疲れ様です」などの挨拶をしたあと、近況についてや天気の話など、簡単なことでいいので付け加えましょう。
それがあるかないかで印象が大きく変わってきます。
たったそれだけのプラスアルファが、良好な対人関係を築く基礎となります。
まとめ
プラスアルファの法則とは、他の人がおこなうことよりほんの少しだけでも努力・工夫をして先に進むことで、平凡な集団から飛び出すことができるという法則です。
1日100メートル進む人と101メートル進む人がいたら、1年後にはその2人には365メートルの差が生じていることになります。
1日の差はたったの1メートル。すぐそこにいるという感覚で、ほとんど差なんか感じません。
しかし、365メートルも差があると、かなり先に行っていると感じるはずです。
それが、プラスアルファの法則が示す絶対的な事実です。
参考書籍
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