相手に悪いことを伝えるときって、どんな風に伝えればいいか、迷いますよね。
そこで、少しでも悪い印象を与えないように伝えられる方法を紹介します。
歳をとると相手に悪いことを伝える機会は増える
歳をとって年長者になったり、仕事の役職が上がっていくと、その分、相手にとって悪いことを伝えなければならない機会が増えますよね。
例えば、仕事上の評価を伝えるときや、責任者として身内がした失敗を伝えて謝るときなどがあります。
また、遊びの誘いを断るときなど、日常生活の中でも、相手に悪いことを伝える機会は多くあります。
こういった場合、自分自身に非や悪気がなくても、相手の気を悪く、自分に対する悪印象を与える結果になってしまうことがあります。
なぜそうなってしまうのかと言えば、伝え方や伝えるときの表情や伝えたときの相手の心境など、様々な要因があると思いますが、なるべく自分に対する悪印象につながることを防ぐ簡単な方法があります。
目を合わせない方がいい
「話をするときは相手の目を見ること」
と、子供の頃から何度も教えられ、大人になってもそう学んできたと思います。
目を合わせない人は、不誠実だと思われてしまうという考えがあるため、特にシリアスな場面では、相手の目をジッと見つめて発言することを意識している人は多いのではないでしょうか。
実は、それが良くない場合ぃがあることが証明されています。
ある実験で、相手に対する良い評価と悪い評価を、目を合わせた場合と目を合わせない場合に分けて伝えるということをしました。
結果、「良いことを伝えるときは目を合わせた方が印象が良く、悪いことを伝えるときは逆に目を合わせない方が好印象を与える」ことがわかりました。
そう、相手に悪いことを伝えるときは、目を合わせない方がいいのです。
まとめ
人と話すときは目を合わせましょう、という常識は、いついかなる場合も正解というわけではありません。
相手に悪いことを伝えるとき、目を合わせて伝えてしまうと、自分に対する悪印象につながる恐れがあります。
アイコンタクトは、ただ目をずっと合わせていればいいというものではありません。
状況に応じて目を合わせた方が良かったり、合わせない方が良かったりするのです。
目を合わせるという単純動作一つとっても、結果が正反対のものになってしまうなんて、人間心理とは大変奥深いものですね。
参考書籍
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