「あー、なんかつまんない。何かしてストレス発散したいけど何したらいいかわかんない」
そういう時ってありませんか?
特に休日に部屋にこもってばかりいると、こういう心境になりやすいですよね。
そんな時にやるべき行動とやってはいけない行動について書きます。
ストレス発散は脳からの緊急指令
ストレスを感じると、そこから逃れるために「ストレスを発散せよ!」と、脳から指令が出ます。
そうすると、簡単に気分が良くなると思える行動に走ってしまいがちになります。
リラックス状態では、ストレス発散のために取るべきとは考えないような行動でも、ストレス状況下では、安易にそのような行動を取ってしまう。
しかし、そのような安易なストレス発散法の大半は、ストレス発散に効果のないものばかりです。
その落とし穴に気づかず、効果の薄い発散法で気分が良くなった気になっている人が多いのです。
ストレス発散のためにやってはいけない行動
ストレス発散法として思いつくのは、どういった行動でしょうか?
ショッピング、テレビ鑑賞、ゲーム、ギャンブル、やけ食い…
こういった行動は、リラックス状態時に考えると、あまり良い方法ではないと思えますよね?
しかし、こういった行動を取るとき、ドーパミンが大量に放出されるため、その快感を覚えている人は、ストレス状況にさらされた時、あまり良い方法ではないと分かっていても、ついこういった行動でストレス発散しようとしてしまいます。
疲れて帰ってくる途中についコンビニスイーツを買ってしまう私も、ドーパミンの快感のトリコです……
まぁ、あまり良い方法ではないとしても、それで日々のストレスが発散されて元気になれるならいいですよね。
いやいや、ところがですね。こういったドーパミンが放出されるような、ついついやってしまう系の行動でストレスが発散されるかというと、あまり効果がないということも分かっています。
さらに、行動後に後悔を感じてしまうため、逆効果な場合すらあります。
「あ〜、またやってしまった…」
と思って落ち込んでしまうのです。
ストレス発散のためにやるべき行動
本当に効果があるストレス発散法は、ドーパミンが放出されず、興奮したり、ドーパミンが出ている時の快感が無いため、ストレス発散になっているかがわかりにくいものです。
例えば、散歩、運動、読書、瞑想、クリエイティブな活動などです。
これらの行動は、脳がパーっとなるような快感は得にくいですが、本当のストレス発散になる行動です。
習慣としてやっていなければ、ストレスが溜まって悶々としている時に、こういった行動を取ろうとは思えないですよね。
そこが難しいところです。
ストレスが溜まった時に衝動的にやりたくなることはストレス発散効果が薄く、やりたいとすぐには思えないことがストレス発散効果が高いなんて…
人生って、上手いことできているというかできていないというか…でもそこが面白いですよね。
まとめ
衝動的にやりたくなるストレス発散効果の薄い行動(やけ食いや散財など)をやりたくなる原因は、ドーパミンにあります。
ドーパミンは、実は幸福感や快感をもたらす物質ではありません。
幸福感や快感を得られると予測した時に分泌される物質です。
つまり、「いつものアレをすれば気分が良くなれる!」とドーパミンに思わされて、衝動的に行動させられるのです。
ところが、そうやってしたことは、実はストレス発散効果が薄いため、やり終わるといつも通り「思ったように気分良くはなれなかったな。またやってしまった」となるのです。
それがわかっていても、繰り返してしまうのが、ドーパミンの恐ろしいところ。
ぜひそこは、ドーパミンに踊らされず、本当にストレス発散効果のある行動を取るように心がけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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