勉強する前に知っておきたい勉強の効率を高める4つの方法

勉強

 

ゲームやスポーツを始める前に、そのルールや基本的な動き方を知っておかなくていけないのと同じで、勉強も、「勉強のやり方」を知っておいた方が絶対に良いです。

勉強が嫌いな人は、効率的で成果の出やすいやり方を知らず、その逆の方法で苦しい思いをしているから、勉強はつらくて楽しくないものだと感じてしまうのかもしれません。

 

 

勉強の基本は、読むこと

 

勉強法には、人それぞれに合っているやり方と合っていないやり方があります。

世の中には、読むことしかしない人もいれば、ひたすら書く人もいます。

必ず音読する人、速読で勉強する人など、様々です。

そこで、自分に合った勉強法を見つけましょう…というだけでは、味気ないので、あえてオススメの勉強法について書きたいと思います。

私がオススメしたいのは、ひたすら読む勉強法です。

これだという勉強法を見つけられていない人は、まずは、ひたすら読む勉強法を実践してみてください。

(数学など、読むだけでは問題を解くことのできない分野は別です)

書いたり、音読したりするのは、アウトプットを通して記憶の定着を狙う手法です。

確かに、読むだけよりも、書いたりする方がより覚えやすいでしょう。

しかし、書いたりするのは、読むだけよりも非常に時間がかかります。

参考書の大事な部分をノートにまとめている時間があったら、少なくとも3回は読むことができるでしょう。

3回読めば、1回書いた時と同じかそれ以上に覚えることができると、私は思っています。

さらに、読むだけの勉強は、机も筆記用具もいらないので、どこでもいつでも勉強を始められるとというメリットもあります。

勉強をする心理的ハードルが低い方が、モチベーションも維持できるので、オススメです。

 

 

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いきなり難しい勉強をしてはいけない

 

初めての分野を勉強するとき、最初から全体の詳細を網羅した完全版や、専門家が書いた分厚い専門書などを買うという人はいるでしょうか?

そういう分厚い本が大好きだという人はいいですが、とりあえず1番詳しく書いてありそうな本がいいだろう、と思って買っている人は、やめた方がいいです。

いきなり難しい本から入ると、モチベーションが保てませんし、何より、理解が遅くなります。

最初は本当に簡単に書いてある入門書を読むべきです。

マンガでわかる…みたいなやつを私はよく読みます。

その後は、ちょうど6対4くらいでわかるような問題集やテキストを使いましょう。

わかる部分が6割、わからない部分が4割という割合のものに取り組むと、ストレスなく、わからない4割の部分の学習が効率良く進みます。

 

ツァイガルニク効果を使う

 

完全に終わらせた事よりも、中途半端なままになっている事の方が、より記憶に残りやすいことを、ツァイガルニク(ゼイガルニク)効果と言います。

勉強において、よく「キリのいいところでやめよう」とすることがあります。

あと数ページでこの章が終わるから…

あと数問でこの問題集が終わるから…

だから、もうやめようと思ってた時間になったけど、あと数分間だけやろう…と。

しかし、これは、ツァイガルニク効果的に言うと、もったいないです。

そのやめようと思っていた時間になったら、中途半端でもやめてしまった方が、それが気になって記憶に残りやすいのです。

逆に、やめようと思っていた時間にちょうどキリのいいところになってしまいそうだったら、その手前の途中でやめてしまったり、キリのいいところの次のページの途中くらいまでやってからやめることで、ツァイガルニク効果を活用できます。

 

邪魔になるものを遠ざける

 

勉強に集中するには、気の散る状況を避けなければいけません。

勉強中に気の散るものナンバーワンは、スマホ(携帯電話)ではないでしょうか。

スマホは、マナーモードにして置いておくだけでは足りません。

スマホの存在が身近にあるだけで、絶対に気が散ってしまいます。できればスマホは、物理的に遠いところに置いておくのが最適です。

また、パソコンやテレビ、漫画本など、勉強中につい手を伸ばしたくなるものがほかにあれば、それらが見えない位置で勉強した方がいいでしょう。

極論、勉強道具以外のものは、勉強の邪魔になるものといって過言ではありません。

集中して取り組めなければ、何時間費やしても効果はありません。

勉強する時間は、徹底的に勉強だけに集中できるように、勉強道具以外のものは遠ざけるようにしましょう。

 

まとめ

 

私は、「勉強のやり方」に関して、学校で教えてもらった記憶がありません。

おそらく、大多数の人がそうではないでしょうか。

子供の頃は、勉強と言えば、なんの工夫もなく、教科書を読んで、宿題の範囲の問題集をやるだけ。

全然面白くありませんでしたが、当時は、勉強のやり方について考えることなど皆無でしたので、それしかないと思っていました。

しかし、社会人になって勉強をしていて感じるのは、「勉強のやり方」は工夫の余地がたくさんあるということ。

学生の方も、社会人の方も、何かの勉強をするという方は、盲目的に本を開くのではなく、ぜひこの記事を参考に、効率的な勉強法を実践してほしいと思います。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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それでは、また別の記事でお会いしましょう。

 

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