学生はもちろん、社会人になっても、勉強をすることは大事です。
人間は、一生、勉強し続ける生き物です。
ただし、勉強の上手なやり方を知らないと、思ったような成果が出ず、続けることが難しくなってしまいます。
今回は、勉強の上手なやり方について、4つのポイントをお伝えします。
質より量が大事
例えば参考書を読むとき、最初から最後まで理解するつもりでじっくりじっくり読んでしまっていませんか?
そのやり方は間違いです。
勉強は、じっくり1回やるより、ざっくり5回繰り返した方が効果的です。
問題集を解くときも同様。
わからない問題にいつまでも時間をかけて、うーんうーんとうなる時間を勉強と呼んでいませんか?
実は、そのやり方、とても非効率的です。
一見してわからない問題に当たったとき、すぐに答えを見るようにしましょう。
そうしてじっくり1回やる時間で何度もスピーディーに繰り返して、問題と答えをセットで覚えてしまう方が早いのです。
目標を細かく立てる
勉強をする理由は、何か目標があるからですよね。
学生なら、期末試験で何点以上取りたい、とか。
社会人なら、仕事で成果を出して、出世したい、とか。
あるいは、就職するために資格を取りたい、など。
目標があると、そこに向かって頑張れるものですが、その目標があまりに遠かったり難しかったりすると、意味がありません。
今、学校の定期試験で満点のうち3割しか取れていない人が、いきなり9割以上取ろうとしても、目標としては難しすぎます。
今、平社員の人が、いきなりその会社で社長になるんだと考えても、目標としては遠すぎます。
もちろん、高い目標を立てること自体は、とても良いことなので、目標を下げることをオススメするわけではありません。
では、どうするべきなのか?
オススメするのは、目標を細かく立てることです。
一番達成したい目標を大目標としたとき、時間や達成度を基準に、その大目標を小分けにした中目標を立てます。
さらにその中目標を期日までに達成するのに何をどれくらいこなす必要があるか考えて、それを小目標として立てます。
高すぎる目標を目指すには、モチベーションの維持が難しいですが、短いスパンで達成できるような細分化した小目標を目指して努力することは、難しくありません。
そして、小目標を着実に達成していったその先に、いつの間にか大目標のゴールが見えてくる、というのが、目標の立て方として理想です。
細切れ時間を有効活用
勉強するなら、まとまった時間がないといけない、と思い込んでいませんか?
どんなに短い細切れ時間でも、勉強することはできます。
むしろ、10分とか15分とか、それくらいの短時間だからこそ、集中力が発揮されて、記憶にとどまりやすかったりします。
移動時間や待ち時間など、探してみれば意外と一日の中に、細切れ時間は多くあるものです。
そういった時間を、スマホをいじったりして無為に浪費してしまっているとしたら、とてももったいないことです。
勉強のための本やメモを持ち歩いたり、オーディオ教材をスマホにダウンロードしておいたりして、どんな細切れ時間も有効活用できるようにしておきましょう。
細切れ時間をかき集めて、一日30分の時間を捻出できたとして、たった30分でも、一か月つづければ、15時間になります。
15時間あれば、牛丼が何杯食べられるでしょうか?
細切れ時間の有効活用を、ぜひ考えてみてください。
ちなみに私は、15時間あっても牛丼はせいぜい3杯が限界です。
運動でやる気アップ
勉強しなければいけないとわかっていても、やり始めるやる気がわいてこないことってありますよね。
そんなときは、かるーい運動をしてみましょう。息が上がらない程度の軽い運動です。
人間は、動き始める時に最も多くのエネルギーを必要とします。
一度動き始めてしまえば、次の行動に移るのは、少ないエネルギーで済むのです。
休日の朝、コーヒーを飲んでくつろいでいると、掃除も洗濯もする気になりませんが、タオルを変えることだけやろうとして立ち上がると、それなら洗濯もやってしまうかと思い、洗濯機が回っている間に掃除もしてしまおう、という風に、次々行動できてしまうことがあります。
いつもはとても面倒だと感じている家事も、一度動き始めてしまえば、「せっかくだから他の家事もやろう」と、ほとんど抵抗なくおこなえてしまえるのです。
まとめ
勉強のやり方には人それぞれに合ったやり方があります。
もし、勉強が上手くできないと感じているのであれば、この記事で紹介したことを、実践してみてください。
目標を細かく立てて、細切れ時間も活用しながら、運動でやる気を起こし、ざっくり何度も繰り返すこと。
勉強の上手なやり方について、4つのポイントをお伝えしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、また別の記事でお会いしましょう。
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