米中貿易摩擦ってなに?【投資生活スピンオフ】

投資
Pocket

 

投資生活をしていると、経済のニュースに敏感になりますが、2019年最もホットなニュースは「米中貿易摩擦」だったと思います。

 

 

私のような投資初心者でしかも経済について十分な勉強をしてこなかった者にとっても、米中貿易摩擦は「これヤバいんじゃない?」と思わせてくれるような大事件でした。

毎月のように習近平さんとトランプさんの対立構造がニュースになっていましたね。

過去形で書きましたが、まだ解決したわけではないので、米中貿易摩擦の成り行きが、2020年の世界経済を揺るがす可能性は十分にあります。

 

元々トランプ大統領は、アメリカの貿易赤字を問題視していました。貿易赤字ってことは、輸入が輸出より多いってことですね。

輸入が多くなってしまう原因は、低コストで商品を作れる国からの輸入品が、アメリカ国内で生産された商品よりも安いからです。

消費者の立場からすれば、多少品質に違いはあっても、安い商品の方にまず目が行きますよね。

 

じゃあ、アメリカも安く商品を作ればいいじゃん!と考える人もいるでしょう。

ところが、アメリカは世界経済を牽引する世界の旗頭です。賃金水準も高く、国内で流通する材料などのコストも高いわけです。

逆に中国などは、低賃金労働者ドカーン!低コスト材料ドカーン!と、いくらでも投入して安い商品を作ることができます。

それでトランプ大統領が「こんなん勝てねぇーよ!貿易黒字無理ゲーじゃん!」とイライラを募らせていたわけです。

Switchのスマブラを十字キーコントローラーでやらされるような感じでしょうね。

 

そこでトランプ大統領が打ち出したのが「関税」でした。

関税とは、国の間を物が超える時にかけられる税のことです。

関税がどれくらいかけられるかは、国によっても物によっても違います。

その関税を中国からの輸入品にかける!とトランプ大統領は言い出したのです。

それが、米中貿易摩擦の始まりでした。

 

鉄に関税をかけると言い出したのを皮切りに、数百品目の物に関税をかけることを発表し、実際に実施していきました。

それで中国が困って、日本のように妥協点を探り出すのかと思いきや、なんと習近平国家主席は「おいこら!なにくそ!」と、逆にアメリカの物に関税をかけ返したのでした!

もちろんトランプ大統領もそれでおさまるわけにいきませんでした。

それから、アメリカと中国の「関税のかけ合い合戦」が展開されました。

アメリカが中国の物に関税をかけて、

中国がアメリカの物に関税をかけ返して、

アメリカが中国の別の物にも関税をかけて、

中国がアメリカの別の物にも関税をかけ返して、

これが何度も繰り返されて、ほとんどの物に関税がかけられる事態となりました。

 

2018年から現在まで、この米中貿易摩擦は経済界のトップニュースであり続けた…そうです。

私も投資信託を始めてから知ったんですけどね。

米中貿易摩擦が今はどうなっているのかというと、実は解決に向けてようやく動き出したところなのです。

これまでも何度も歩み寄りがはかられて「こんなこともうやめようよ〜、お互いにとって一番いい方法を探そう〜」と言っては「やっぱり関税かけるぅー!」と決裂することが繰り返されてきていました。

それが、去年の12月にようやく「第一段階合意」という形になりました。

第一段階ということは、すべてにおいて解決を見る合意ということではなく、「とりあえずこれはこうしよう、ほかのことはあとで!」という内容だということです。

これからも段階を踏んで第二段階合意、第三段階合意と少しずつ調整していくのでしょう。

解決の兆しが見えたとはいえ、これからの協議次第では、交渉が決裂し、合意も破棄や!となる可能性もあるかもしれませんよね。

まだまだ見通しは不透明…でも流石にこれ以上争ってても仕方ないんだし、話がまとまっていく…んだろうなぁ。と考える人が多いようですね。

GDPで世界1位のアメリカと2位の中国がこんな風にガチャガチャしていては、投資家のみなさんも大変に困るわけです。

そういうこともあって、アメリカ株式は2018年〜2019年は不調となっていました。

ぜひとも、2020年は仲良く経済を成長させていける世界を作って欲しいと願ってやまない私です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感想・意見・指摘などは、コメントに残していただけるとありがたいです。

ツイッターで、ブログの更新情報などお知らせしています。

https://twitter.com/saltramen_book

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

Pocket

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました