最近中高生の間で流行っているらしい「ウソ告」というものを知り、そんなものがあるのか!と衝撃を受けたので、紹介します。
ウソ告とは?
ウソ告とは、その名のとおり、ウソの告白のことです。
異性に対して、本気ではない愛の告白をすることを総じてウソ告というようです。
ネットで検索してみたところ、主に男子が女子に対してするパターンが多いみたいです。
中には、「本気の告白をしたのに、ウソ告だと思われて返事してもらえなかった」というような、逆の被害も発生しているようです。
僕が学生だった頃は、告白にウソの告白があるなんてこと、思いもしませんでした。
もちろん、自分がウソの告白をしようなんて考えたこともありません。
告白、といえば、するほうもされるほうも、一大事。一大決戦!
そこにウソだとか、冗談だとか、入り込む隙間があるようなことではなかったように思います。
時代がちがうんですね~・・・
時代が違うといえば、今の若者たちの間でのコミュニケーションツールといえば、LINEがメイン。
告白も、ラインでするパターンが結構あるみたいです。
僕が学生だった頃は、ガラケー全盛期で、友達や好きな子と連絡を取る手段はメールが主でした。
それでも、告白をメールでするというパターンはほとんどなかったと思います。
時代が、そう、時代がちがうんですね~・・・
ウソ告の種類
一口にウソ告といっても、種類がいくつかあります。この違いは当事者にとっては重大です。以下その種類を述べますが、わかりやすいように、男子から女子に告白するものとして書きます。
① 男子が、友達グループの中での罰ゲームとして、任意の女子(その男子の好きな女子の場合もある)に、ウソの告白をするもの。バツ告とも言われる。
② 男子たちが、任意の女子に対し、イタズラ目的で、ウソの告白をするもの。この場合、ターゲットにされる女子は、誰かの好きな人というよりは、単にクラスの中で目立っていたり、嫌われていたりすることが多い。
③ 男子が、本当に好きな女子に対して、気持ちを探るため、あるいは気持ちを抑えきれずわけわかんなくなってとりあえずウソってことで告白しちゃえ的な、若気の至りで告白をするもの。この場合、OKされれば本当の告白になる。
④ 男子が、本当に好きな女子に対して、本気で告白するが、相手に本気ととらえられず、結果的にウソ告となってしまう場合。
ウソ告による被害
ウソ告をされる側としては、本当に迷惑でしかありません。ウソ告は、迷惑行為です。
yahoo知恵袋で検索すると、被害報告があまたあります。
上記でいう①や②が悪質ですね。特に②なんて、された側は、嫌な気持ちしか残らないでしょう。
①については、完全にからかう目的というわけではないので、ある程度の配慮はされることもあるのでしょうが、やはり、いい気分になることはあまりないと思います。そこから恋に発展する可能性も、なくはないのかもしれませんが。
③や④は、悪気はないのだとは思いますが、やはり告白をする以上、相手にもそれなりのモノを背負わせてしまうわけなので(そんなに重く重く考えたほうがいいと言いたいわけではありませんが)、適当なやり方で告白してしまうのはよくないと思います。
被害は、実際にウソ告をされた人だけにとどまっていません。
本当の告白をされた人の中にも、「これって本当の告白だろうか?それともウソ告?」と、いらない心配をしてしまう人がいるようで、好きな人から告白されたけど、ウソ告だといやだから様子を見るといった事例も散見されます。
中には、いらない心配ではなく、本当の告白だと判断して本気で答えたら、実はウソ告だったり、ウソ告だと思って受け流したら、後から別の友達に、それが本当の告白だったようだと言われたり・・・
ああ、ややこしい!!笑
こういったややこしい事情があるため、ウソ告以外の場合も無駄に心理戦を繰り広げなくてはいけない状況となっているようなのです。
今の子供たちは大変だなぁ。
ウソ告の対処法(見分け方)
ネットの掲示板とか、yahoo知恵袋で、
「告白されたけど、ウソ告かもしれないから、見分け方を教えてください」とか、
「ウソ告された場合、どう対処すれば、からかわれないで済みますか?」とか、
「こういう告白をされたのですが、どう思いますか?ウソ告ですか?どうしたらいいですか?」とか、
そういった書き込みがたくさんあります。
人の嘘を見抜くのって、すごく難しいから、簡単に見分ける方法は無いと思います。
それこそ、人の嘘を見抜く仕事をしている人がいるくらいだから、人の嘘が簡単にわかったら、その道のエキスパートとしてそのスキルで生きていけますよね。
でも、人に嘘をつくことも、案外難しいものです。
本気の告白なら、昔も今も変わらず、心臓がバクバクして、とても普通じゃないのが、見たらわかるんじゃないでしょうか?
そんな本気の状態を、嘘で作るのって、相当難しいと思います。それこそ、そんな演技ができるならプロの俳優として生きていけるくらいに。
だから、ラインや電話で告白されたり、されそうになったら、「直に会って話したい」と言って、目の前でその様子を観察すれば、結構見抜けるんじゃないかなと思います。
まぁ、そもそも、見抜く必要はないような気はしますが。
僕が思うウソ告の対処法は、「正直に答えること」です。
別に、相手が嘘で言ってこようが、本気で言ってこようが、自分の気持ちは変わらないですよね。
ウソ告だと感じても、本気か嘘かわからなくても、その人の後ろでゲスい友達たちがニヤニヤ笑ってみていても。
その人のこと、どう思ってるか。
正直に伝え返してあげればいいと思います。
その正直な想いや感想を伝えることは、恥じるようなことじゃないです。
それでもし、ウソ告だったとしても、自分は何も損したりしてないですしね。
ウソ告してきたやつは、その行為で自分の評価を落としているので、損しています。
自分は損していなくて、相手は損しているので、あなたの勝ちです(笑)
たとえ、自分が好きな人からのウソ告やイタ告だったとしても、それはそれで、自分にとってはチャンスですよ。
自分の正直な想いを伝え返して、相手に告白できるチャンスです。
それすらからかわれたとしても、それはそれで、前向きにとらえましょう。
その恋が終わって、また次にいけるチャンスです。
だからこそ、僕の思うウソ告の対処法は、「正直に答えること」だと思います。
おわり
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