組織において、リーダーの立場に立った時、どのように振舞えば、チームメンバーから慕われるでしょうか?
答えは簡単。
誠心誠意、私心を持たずに行動することです。
かぶる帽子は1つにする
これは、ハワード・ビーハーの言葉で、相手によって自分の態度を変えないようにしなさい、ということです。
チームメンバーは、リーダーを観察し、人間性をよく見ているものです。
そんな中で、対応する相手によってコロコロ態度が変わるリーダーを、チームメンバーは信用しません。
リーダーは、強がったり、自分を良く見せようとする必要はありません。
自分らしく振舞っていれば、たとえ弱みが見えても、その人間性を慕ってチームメンバーはついてきてくれるものです。
リーダーは、かぶる帽子を1つにしましょう。
自分は偉いと思わない
リーダーなると、権限と責任が与えられ、チームメンバーより一段上の偉い立場になったと錯覚してしまいます。
しかし、それはとんだ勘違いです。
リーダーは、チームメンバーより偉いわけではありません。
ただ単にそういう立場にあるだけで、役割が違うだけなのです。
自分はチームメンバーより偉いんだから、チームメンバーより仕事ができて、威厳を持たなければいけない、と考えているリーダーは、尊敬されません。
決して、勘違いして傲慢な振る舞いをしてはいけません。
職級の低い人や立場の違う人にこそ気を配る
本当に慕われるリーダーは、お茶汲みをしてくれるパートの職員や、他企業の受付の社員、掃除をしてくれている業者の従業員などからも、人気があるものです。
そういった人々にも気を配って、日々の感謝を忘れずにコミュニケーションを取っているということです。
私心を持つな
幕末の維新志士たちの精神的なメンターであり、リーダーであった吉田松陰の言葉に、こういうものがあります。
「私心さえ除き去るならば、進むもよし退くもよし、出るもよし出ざるもよし」
自分のためではなく、周りのため、組織のため、社会のために働いている人には、人がついてきます。
逆に自分のためだけに行動している人の指示を、誰が快く聞くでしょうか?
心から私心を取り除けることが、良きリーダーとなる条件と言えます。
まとめ
人に慕われるリーダーとは、結局は、他人のために動けるリーダーということになります。
能力なんかは二の次です。
新しくリーダーになって自信がないという人も、難しく考える必要はありません。
誠心誠意、私心を持たずに行動していれば、自ずと人が助けてくれるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
動画系以外の記事は、隔日午後7時に定期投稿していきます。
感想・意見・指摘などは、コメントに残していただけるとありがたいです。
ツイッターで、ブログの更新情報などお知らせしています。
【https://twitter.com/saltramen_book】
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
コメント