つい、あれこれと思いを巡らせて、不安な物事を思い浮かべることが癖になっていませんか?
あるいは、自分はちょっとしたことでも人よりも敏感に気にしてしまう、と感じることはありますか?
不安は、誰しもが必ず感じる感情です。
不安を全く感じないようになるのは難しいですが、不安と上手く付き合うための方法であれば、誰でも習得できるのです。
ショックな出来事を受けとめる
ショックを受けると人は、警戒モードに入って、更にショックを受けないように、自分からショックを受けてしまいそうな事を探してしまいます。
「自分はこれも苦手だ」
「あの人に比べて、これが出来ていない」
「あれについて上手くできるか不安だ」
これは気にしすぎの状態です。
ショックな出来事が起こったら、それについてだけ、「ああ、自分はこのことでショックを受けてしまったんだな」とちゃんと受けとめて、それ以外のことに思考がさまよってしまわないようにしましょう。
ショックを受けても大丈夫。
ショックを受けた自分をしっかりと感じてあげれば、心は落ち着いていきます。
不安のメガネを外す
皆さんにも経験があると思いますが、特に大事なイベントの直前は、あれこれ不安なことが浮かんでくるものです。
私も毎週日曜日になると、月曜日からの仕事の予定が頭をよぎってあれこれ不安になってしまいます。
しかし、未来のことを気にしすぎても仕方ありませんよね。
「ある程度の不安は当たり前」と考えてみましょう。
不安を感じる自分を受け入れてあげることで、不安を感じる自分から一歩離れることができます。
不安に囚われたら、とにかく動く
思考が過去や未来に向かってしまっているとき、人は不安を感じます。
「前にしたときは失敗したなぁ。今度するときも失敗するかも…」
そういった思考を、今現在に引き戻すのには、体を動かすのが一番手っ取り早くできます。
ランニングしたりストレッチしたりして、身体感覚に思考を引きつけるのです。
また、場所を変えることも効果的です。
同じ部屋で同じ姿勢でいると、同じことをずっとグルグル考えてしまいがちです。
そうなっていることに気づいたら、別の部屋にいってみたり、外を散歩してみたりしましょう。
まとめ
不安を感じることは、人間の本能が持つ防衛本能で、決して悪いことではありません。
しかし、不安に囚われて心を消耗してしまうのは、つらいことです。
不安と上手く付き合って、前向きになれる自分を作っていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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