いけないとわかっていても、ついやってしまうことってありますよね。
勉強しなくてはいけないのにテレビをダラダラ観ることや、スマホをボーッといじること、痩せるために運動したいのにお菓子を食べてゴロゴロしてしまうことなどなど…
そんな、どうしてもついついやってしまう悪習慣を断って、本当にやるべきことに集中する技術について、書きます。
視覚情報を断つ
例えば勉強するとき、あなたは机の上に何を置きますか?
スマホを置いたり、後でする問題集や別教科の参考書などを積んだりしていますか?
それは、やめましょう。
脳は、視覚で捉えたものに対して「やる」か「やらない」かを決めようとします。
ただチラチラと目の端に入るだけでも、そのたびに「あ、スマホがあるな。スマホを見ようかな。でも勉強中だし、後にしよう」という判断を無意識のうちに何度もしているのです。
そしてそのうちに、「あ、スマホがあるな。勉強中だけど、ちょっとだけ見ちゃおう」という判断をしてしまう時がきます。
視覚情報を断つ、つまり、勉強中は教科書とノートとペンしか見えない状態にすれば、「スマホを見る」か「スマホを見ない」かの判断をする機会が圧倒的に減ります。
判断する機会が減れば、「ついつい見てしまう」こともなくなっていくわけです。
余計な視覚情報がなければ集中できる
人間の脳は、複数のことを同時に処理できるようにはなっていません。
前述の通り、スマホなどが目に入るだけで、脳は余計に処理能力を使ってしまいます。
その処理能力に割く分の集中力が、本当に集中したいことに向けられる集中力から失われてしまいます。
これは非常にもったいないことです。
やることは、ただ目に入らないようにするかしないかでしかないのですから。
机の上にスマホは出さない。
読む本以外の本は片付ける。
このように視覚情報を整理することで、集中しやすい環境を作ることができます。
悪習慣を断つことの効果
前に武田鉄矢さんがラジオか何かで、俺は性欲に費やした時間を違うことに使っていたら、もっとすごい人間になってたと思うというようなことを話していらっしゃるのを聞いたことがあります。
性欲に費やす時間の全てを「悪習慣」と言うつもりはありませんが、たしかに、生産的な時間に使わず「悪習慣」に支配され無駄にしてきた時間は多くあると思います。
テレビをダラダラ観るとか、
スマホをボーッといじるなどは、その最たるものですよね。
そういったことに費やしている時間は、2〜3時間はゆうに超えていると思います。
「悪習慣」に支配されて生きてきた人が、例えば1日2〜3時間も毎日勉強する時間に当ててきたとしたら、全く違う人生を歩んだであろうことは想像に難くありません。
ということはつまり、今からでも「悪習慣」を断つことができれば、今から先の人生を変えることができるということですね。
まとめ
今回紹介したのは、①集中しやすい環境作りと②集中を妨げる悪習慣を断つことの両方が、余計な視覚情報をシャットアウトすることで可能になるという内容でした。
家にいるとどうしても視覚情報のシャットアウトが上手くできず、悪習慣への誘惑が多いという人は、喫茶店などに行くのがオススメです。
毎日では経済的にきつい場合は、週に3回などと決めて、勉強などは喫茶店でやることにしてしまえば、家にいるときに悪習慣に支配されていても大丈夫です。
とにかく中途半端にやるのが一番よくありません。
テレビ画面が見える位置で、手の届くところにスマホを置いて、漫画や他の教材などを机に積んだ状態で勉強しているという人は、思うように捗っていないのでは?
今すぐ変えましょう。
参考書籍
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