欠点は直すな!その欠点こそあなたの強みだ!

自己啓発

 

あなたには、欠点、短所、弱点がありますか?

あるとすれば、その欠点を直したいと思いますか?

大抵の人は、「自分の欠点を直したい」と思っていますよね。

ですが、ちょっと待ってください。

あなたのその欠点、直すべきではないかもしれません。

 

 

人は誰しも欠点を持っている

 

最初に、「あなたに欠点はありますか?」と書きましたが、欠点の無い人はいませんよね。

人は誰しも、自分で欠点だと思っている部分を持っているものです。

程度の差こそあれ、どんなに完璧な見える人でも、例外ではありません。

そして、その欠点を直したいか直したくないかと聞かれれば、誰でも「直したい」と答えるでしょう。

しかし、その欠点は本当に直すべきものでしょうか。

 

 

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欠点は「強み」である

 

例えば、小学生男子が「僕の悪いところは、声が大きくてすぐ騒いでしまうところ。いつも『静かにしなさい』って怒られちゃう」と悩んでいるとします。

大人の皆さんはどう思いますか?

「何言ってんだ。子供は元気な方がいいさ。声が大きいことなんてむしろ君の長所じゃないか」

という風に思えますよね。

そう、本人が自分の欠点だと思っている部分も、別の見方をすればその人の素晴らしいところである場合が多いのです。

「大人しくて引っ込み思案で積極的なコミュニケーションが取れない人」も、別の側面から見れば「思慮深くて安易に他人の心に踏み入らず相手を観察できる人」と言えます。

「行動力のある人」の反対は「行動力のない人」ではなく「慎重に動ける人」なのです。

あらゆる場面で、「行動力があって周りを巻き込んで仕事を進められる人」が求められるかというと、そうではありません。

場合によっては、「慎重に一人で黙々と確認作業ができる人」が求められることもあります。

つまりは、自分で欠点だと思っている部分も、活かし方と活かす場によっては、誰よりも必要とされる人材、何よりも価値のあるスキルとなり得るのです。

 

欠点を直すことは、強みを失くすこと

 

ここまで書いてきたとおり、あなたの欠点は強みになり得るものです。

その欠点を直してしまうことで、強みのない無個性な人間になってしまうかもしれません。

みなさんが仕事で自分のチームを作るときに、「欠点はないけど強みもない人」をチームに入れたいと思いますか?

それとも「慎重さはないけど、明るく元気で誰とでも繋がってコミュニケーションを広げられる人」や、「コミュニケーション能力はないけど、データ処理や資料作成が正確にできる人」を入れたいと思いますか?

 

まとめ

 

能力的欠点以外にも、身体的欠点だって同じことが言えます。

バスケをする人はだいたい背が高いですが、中には160センチ台、170センチ台という、バスケ選手としてはかなり低い身長で活躍している選手はたくさんいます。

そのような選手の方々は、身長の高い方が圧倒的に有利と思われるバスケのような競技でも、低身長の強みを見つけて、それを武器に戦うことで、活躍できているのです。

必要なのは、自分の欠点を”直す”ことではなく”見直す”ことなのです。

 

参考書籍

 

 

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それでは、また別の記事でお会いしましょう。

 

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