歌舞伎町ナンバーワンホストであるローランドさんをご存知でしょうか?
知らない人はいないかもしれませんね。
何せローランドさん曰く、「ローランドのファンは10億人くらいしかいない」そうですから
ローランドさんを知ったきっかけ
私はローランドさんのことを、奥さんから聞いて知りました。
Twitterかなにかで、ローランド語録が流れていて、面白いことを言う人がいるということで教えてもらいました。
「人間は2種類いる。俺か、俺以外か」
最初は、ただ面白いことを言って注目されようとしているだけの人だと思いました。
テレビでお姿を拝見して、カッコいい人だとは思いましたが、派手なルックスもただ目立つためのものなのだろうと考えました。
でも、全く違いました。人を外見や勝手な思い込みで判断するのはやっぱり間違っていますね。
ローランドさんってどんな人
ローランドさんは、決して浮世離れしたキャラを作って自分の経緯を隠してミステリアスを装っている人ではありません。
むしろ「現代ホスト界の帝王」を呼ばれる今に至るまでの経過を全て自らお話しされています。
その辺も私は勘違いしていました。ローランドという人格を演じている人だと思っていたのです。
ローランドさんの父親は、ミュージシャンだそうで、ローランドさんの著書「俺か、俺以外か」で紹介されているご尊父のエピソードから、ローランドさんが父親の影響を強く受けていることがわかります。
ご尊父の名言(?)「男の幸せは、惚れた女に振り回されることだ」には、心を打たれました。
そんな素敵なご家族のもと育ったローランドさんは、子供の頃から「俺か、俺以外か」という意識を持っていたそうです。
私の子供の頃は、兄がやっているゲームをやるのが楽しく、友達が集めているカードを集めるのが生きがいというような、他人がモノサシという生き方をしていました。
ローランドさんは真逆です。他人がハマっているものになんか興味を持たず、自分が好きなことだけを追い求める、そんな子供だったそうです。また、他の人たちとひとまとめにされることにも反感を持っていたということです。勝手にクラス分けされることが気に食わなかったというのですから相当です。
その生き方は、大人になったローランドさんの行動指針そのものです。
「俺か、俺以外か」という一見冗談のような言葉には、ローランドさんの人生哲学が詰まっています。そう考えてからは、「俺か、俺以外か」という言葉が全く違って見えるようになりました。
「ローランド」とは、生き方のこと
ローランドさんの著書「俺か、俺以外か」には、タイトルに続きがあります。
それは「ローランドという生き方」です。
ローランドとは、ローランドさんの名前(ホストなので源氏名というのでしょうか?)です。そして、生き方のことでもあるのです。
これは、「俺か、俺以外か」を読むとよくわかります。
ローランドさんは、高校時代まではサッカー少年で、本気でプロを目指していたそうです。
しかし、高校の全国選手権大会で敗退し、その夢は破れました。
その後進学したローランドさんは、大学生になってすぐに退学したそうです。理由は、ホストとして働きたいから。
そして、ホストとなったローランドさんは1〜2年ほどでお店のナンバーワンになり、二十歳でお店を買収してオーナーになりました。
ローランドさんがすごいのは、「ローランドに恥じない生き方」を貫いているということ。そして、常に自分が一番に望むことを目標(ミッション)にして、達成するために全力を注いでいることです。
それが「ローランドという生き方」なのです。「ローランド」とは「生き方」のことであり、「人生哲学」のことなのです。
自分の名前を人生哲学にまで昇華させている人は、きっと必ず成功する人です。
同じく自分の名前を人生哲学に昇華させている人といって私が思いつくのがGACKTさんです。
ローランドさんとGACKTさんは仲が良いそうです。きっと通じ合うところがおありなのでしょう。
まとめ
ローランド語録がローランドさん自身の認知よりも先に広く知れ渡ってしまったことで、私のようにローランドさんのことを勘違いしてしまった人が他にもいたのではないかと思います。
確かにローランド語録は、それを聞くだけではただの冗談のように聞こえてしまいます。
「俺か、俺以外か」なんて言われたら、「そんな傲慢なことを堂々と言うのが面白い」という受け取り方をしてしまうと思います。
ところが、ローランド語録は、ローランドさんの生き方を知ることで、全く違う価値を表します。
ローランドという生き方にとって、「俺か、俺以外か」という言葉は、冗談でもなんでもなく、真面目な哲学的な言葉なのです。
参考書籍
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