他人の言動に「不満」を感じてムカっときて文句を言いたくなることってありますよね。
そういう時、皆さんはどうしているでしょうか?
不満を報復的な言動にして返したり、感情のまま怒鳴りつけたりしてしまっていませんか?
実はそれはあまり良くありません。
そういった不満の正しい対処法について書きます。
不満は外に出すとむしろストレスになる
不満を感じたとき、文句を言ったり、相手がお店の場合ならクレームをつけたりしたことはありますか?
もしあるのなら、その時のことを思い出してみてください。
経験がないという人(そんな人いるかな?)は、そういう場面を想像してみてください。
相手の言動や対応に不満を感じて、胸にモヤモヤとしたものが生じます。
同時に、頭に血が上り、怒りの感情に支配されます。
そして、胸のモヤモヤを吐き出して相手にぶつけるように文句やクレームを言います。
この時あなたは、怒りの感情に支配された頭で「このモヤモヤを相手にぶつければスッキリするはずだ」と考えたと思います。
どうでしょうか?不満を外に出して、スッキリしましたか?
文句を言った瞬間は、少しはスッキリしたような気持ちになったかもしれません。
でも結局、怒りの感情は冷めやらず、胸のモヤモヤもたいして減らなかったのではないでしょうか。
そしてあとあとになってもその時のことを思い出しては、怒りが戻ってきてストレスに感じるのです。
そうです、不満は外に出すとむしろストレスになってしまうものなのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
大目に見てやる
どうすれば良いのかについては、簡単なオススメの方法があります。
「大目に見てやる」ことです。
文句を言ったり相手の悪いところを指摘するのは、たしかにその瞬間だけはスッキリするかもしれません。
けれども、そういった行動には多大なエネルギーが必要になるし、あとあと思い出したとき結局苦々しい記憶として残ることは、皆さんも経験された通りです。
いつまでもストレス発生源となってしまいます。
それなら、大目に見てやりましょう。
「大目に見てやる」と思いながらやり過ごせば、苦々しい記憶としては残らないものです。
例えば、レストランで下記のことが起こったと想像してみてください。
『自分たちのテーブルの担当が若い新人のスタッフで、注文をとるのも手際が悪く、運んできた料理が別のもので、実際に頼んだ料理を出されるまでかなり待たされた』
こんな時、不満を外に出してしまうと、文句を言ったシーンも含めていつまでも苦々しい記憶として残ってしまいます。
しかし、「新人のようだから仕方ない」と考え大目に見てやれば、あとあとまで尾を引くような記憶としては残りません。
「この店ではあんなことがあったな」程度の印象で、悪い記憶としては思い出さないものです。
まとめ
不満を感じたとき、それを悪い記憶として残すかどうかは自分次第です。
怒りの感情を表に出しても良いことはありません。
それを知識として知ったあなたは、実際の場面で、他人を許せるでしょうか?それとも許せないでしょうか?
参考書籍
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