衝動的に怒ってしまうと、後々必ず後悔しますよね。怒ると気分が良いという人は少ないはず。
なのに、私たちはどうしても怒りを抑えられなくて、衝動的に怒ってしまいます。
身に覚えのある人は、怒りをコントロールする術を学びましょう。
怒りのコントロールには、2つの段階があると思います。それは…
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今回は、2つ目の「発生した怒りの操り方」の段階における「怒りの抑え方」について書きます。
怒りは反応しなければおさまる
結論から言うと、怒りの感情は、反応しなければおさまります。怒りは長続きしない感情なのです。
怒りの感情が芽生えた時に、反応を遅らせるテクニックを、ディレイ・テクニックと言います。
怒りに任せておかしなことを仕出かしそうな時は、このディレイ・テクニックを使って、冷静さを取り戻すことを目指してみてください。
それでは、怒りに反応しないための3つのテクニックを紹介します。
「ストップシンキング」
ストップシンキングとは、その名の通り、思考を止めることを言います。
怒りを感じている時に、ただ思考を止めようとしても難しいので、数を数えてみましょう。
怒りは長続きしないと上述しましたが、実は、怒りは6秒〜10秒で頂点を超えておさまっていくことがわかっています。
つまり、怒りを感じてからの最初の10秒間をやり過ごすことができれば、怒りに支配されることを避けられるのです。
なので、怒りを感じた時は、心の中で10秒カウントするようにしてみてください。
その後の対応を冷静に行うことができます。
「コーピングマントラ」
10秒数えるだけでは、思考を止めることが難しい人もいるかもしれません。
そういう人は、「コーピングマントラ」というテクニックを使ってみましょう。
コーピングマントラのやり方も簡単で、ただ心の中でマントラを唱える、というだけのものです。
マントラは何でもいいのですが、言葉から穏やかさや静けさを感じるものがいいと思います。
「これでいい」などの肯定的な言葉も効果的でしょう。
心の中でマントラを唱え続けることで、怒りの感情がおさまっていきます。
「タイムアウト」
上記のテクニックを使っても怒りを抑えることができない場合、あるいは相手も同じように起こっている状態の場合、その場を離れるのが良いこともあります。
これを、「タイムアウト」と言います。
バスケットボールでも、流れを変えたい時に「タイムアウト」を取りますよね。
バスケの選手は、目まぐるしく展開する試合の中では気づけなかったことや考えられなかったことが、タイムアウト時に冷静になることでわかり、その後のプレイを変えられるのです。
これと同じ原理で、怒りを抑えられない時は、相手やその場から離れるのが吉です。
夫婦喧嘩であれば、どちらかが一度外出して戻ることで、冷静になれることが多いです。(経験談)
まとめ
怒りの感情をしずめたい時は、怒りにすぐに反応しないようにしましょう。
怒りは長続きしません。
怒りに反応しないためのおすすめテクニックは3つあります。
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これらのテクニックを駆使することで、怒りの感情にとらわれることを減らせます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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それでは、また別の記事でお会いしましょう。
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