夜の睡眠には朝の光が影響していた!体内時計とメラトニンで睡眠をコントロールしよう!

健康

 

寝付きが悪くて悩んでいる人や、早起きしたいけどできずにいる人など、睡眠で悩んでいる人は多いと思います。

1日の約3分の1を占める睡眠は、生活の中でも人生の中でもとても重要なファクターです。

この睡眠を思い通りにコントロールできるか否かで、生活や人生の質が大きく変わってきます。

今回は、入眠や早起きの小手先のテクニックではなく、睡眠の仕組みを理解して、簡単なことで睡眠をコントロールできるんだということを解説します。

 

 

体内時計をリセットせよ!

 

人間が朝起きて、夜眠くなる仕組みは、体内時計にあります。

ちなみにサーカディアンリズムや概日リズムという言葉もありますが、つまりは体内時計のことを指す言葉です。

人間の体内時計は、24時間〜25時間の周期になっていて、地球上の1日とはズレがあるため、毎日リセットして時間合わせをする必要があります。

リセットの仕方は簡単で、光を浴びることでリセットされます。

つまり、朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びることが大事です。

朝起きて、カーテンも開けずに暗い部屋の中で過ごしていては、身体中の細胞から「青島から本部!体内時計、リセットできません!!」と言われてしまうわけです。(by踊る大捜査線)

しかし、体内時計がリセットされないことと睡眠には関係があるのでしょうか?

体内時計がどうなっていても、寝たい時に寝られれば問題ないのでは?と思う人もいるでしょう。

ところが、体内時計と睡眠には密接な関係があるのです。

その2つを繋げるのが、「メラトニン」です。

 

 

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メラトニンとは?

 

メラトニンとは、脳内で分泌される物質です。

メラトニンには催眠効果があり、メラトニンが分泌されることで、体は「寝る時間なんだな」と認識するのです。

メラトニンは、体内時計がリセットされてから約15時間後から分泌量が増加していきます。

例えば、朝7時に起きて日の光を浴びたら、夜22時頃から眠くなってくる、というわけです。

ということは、昼頃まで寝てしまっている人は、12時から15時間後の深夜3時頃まで寝る準備が整わないということになりますね。

そんな人が、次の日早起きしなきゃだからと、夜0時に布団に入っても、メラトニンの分泌量が増えていないため、脳は「あれ?まだ寝る時間じゃないよ」と寝てくれません。

このことを覚えておいて、朝、体内時計をリセットする時間を調整するようにしましょう。

これが、体内時計と睡眠を繋げるメラトニンの働きです。

 

休日も同じ時間に起きる

 

体内時計は、前述の通り、光を浴びることでリセットされます。

そしてそれに伴って、メラトニンが分泌される時間が決まります。

よく、休日はいつもより遅くまで寝ているという人がいますが、これはオススメできません。

もうお分かりの通り、休日に遅くおきてしまうと、体内時計の起きる時間の設定が狂ってしまいますし、休日の夜寝る時間も遅くなってしまい、結果、次の仕事の日に起きれなくなるのです。

仕事の日の朝、いつもより寝起きが悪いという人は、休日の起きる時間寝る時間を仕事の日と同じにするように心がけるだけで、だいぶ変わると思います。

 

まとめ

 

起きる時間を早くするには、寝る時間を早くすればよく、

寝る時間を早めるなら、早く起きて日の光を浴びた方がいい。

まずは、朝起きたら日の光をたっぷり浴びて、メラトニンタイマーをしっかりセットしてみましょう。

その日の夜、早い時間に眠気がきたら、さっさと寝てしまうことです。

そうすることで、次の日の朝は早めに起きやすいでしょう。

このして好循環が生まれるように、睡眠をコントロールしていきましょう。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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それでは、また別の記事でお会いしましょう。

 

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